研究室旅行(平成27年月7月12−13日)
今年の研究室旅行は、千葉は房総半島。サロンバスが到着してみると、なんとバスの運転手は去年と同じおじさん!こんな縁があるもんだ。さて、今年は遅刻者もいなく、予定より15分早く30名を越える大所帯で出発。すると、後部のサロンではすぐにビールを開けるいい音がする。最初のスポットは海ほたる。気持ちいい海風が吹いている。そして次に目指したのはマザー牧場。家族連れが多いが、ジンギスカンから始まって、美味しいソフトクリームと珍しい動物達でみんな満足。その後、小泉酒造を見学後、CMで有名な鴨川三日月ホテルに到着。海にいくひと、スパにいくひと、温泉にはいるひと、みんなそれぞれ夏の房総を満喫。台風の影響で海は荒れ気味だったが、気持ちいい夕暮れ。そしてコスパ高い夕食のあと、お待ちかねの宴会。今年も気合いが入った芝居が披露された。テーマは生物化学研究室ならではので「体臭」。新人それぞれのキャラをうまく活かしている。そして、笑点を模した芝居も大受けした。生きのいい今年の新人達がどんな仕事をしてくれるか研究面でも楽しみである。そして次の日は、鴨川シーワールド。水族館と動物のパーフォーマンスに30人の科学者達は興味津々。午後は、恒例のワイナリーツアー。今年は千葉県唯一の斉藤ワイナリー。大きな観光バスが乗り付けたのは初めてではないかと思うくらいの小さな家族経営のワイナリーである。でも実は1930年創業の歴史があり、いまだに当時の道具を使ってワインを仕込む。絞ったワインを重力で流す先の地下蔵はまるで防空壕のようである。そして、無農薬、酸化防止剤無添加の純粋自然派ワインは身体に染み入る美味しさである。そんな伝統的なワイナリーをこれから背負っていくというまだ20代の若き女性醸造家の斉藤雅子さんが案内してくれた。いい葡萄を作り美味しいワインを造りたいという意欲は、いい研究をしていい論文を書きたいという意欲と似ているなと思う。どちらも頭と身体を動かさないとできないこと。研究室旅行が研修旅行になった瞬間である。




























