研究室旅行(平成30年月7月8−9日)

恒例の研究室旅行。「同じ釜の飯を食う」という日本ならではの文化。英語圏にはそういう文化はないが、アフリカには「早くいきたければひとりでいけ、遠くに行きたければみんなと一緒にいけ」という諺があるらしい。なんとなく近い意味で日本らしい。異なる背景をもつひとが集まることによる相乗効果はよく言われることだが、研究室がある共通の価値観でまとまって進むことが日本らしい研究につながるときがある。ということで、今年は富士五湖から山梨への旅行。いつもの通りサロンカーで、右に競馬場、左にビール工場を見ながら朝から乾杯〜。まずはそば作り体験。「10年後はこの村はないよ」っていう女将さん。いやいやこういう素晴らしい秘境はぜひ維持させたい。そして、森の水族館。富士のすき透る水だからこそできる美しい鮎の水槽。そして、世界遺産の忍野八海、ここも水が綺麗。でも観光客の8割は外国人。宿は河口湖畔で夕食はなかなかのクオリティ。昨年のリベンジだ。夜のコンパは、数年前に訪問した中伊豆ワイナリーから独立した松岡さんのドメーヌポンコツシリーズで乾杯。素晴らしいワインだ。そして恒例の新人芸。今年は部活などで人数が少なめだったが、研究室ゼミをネタに最高のクオリティ!夜も更けて湖畔で花火。青春時代を思い出すなぁ〜。次の日、まずは桃狩り。桃は果物の中でも一番無駄が多いらしい。一年分の桃を食べる。そして今年のワイナリーはキザンワイナリー。高学歴を持つ土屋ご夫婦が日本一のコスパのワインを作る。今や日本ワインブームだが、その草分け的な家族経営のワイナリー。土屋夫妻の哲学が入った話にみんな真剣に聞き入る。今年もまた実りのある「研修旅行」でした。